Archive for the ‘イタリア生活日記/2004’ Category

眠い

Thursday, May 6th, 2004

警察署に電話をかけたら、電話口で10分間またされ(その間ヴィヴァルディの四季が流れていた・・)その挙句、「滞在許可に必要な書類ぃ~?ダメよ、電話じゃ教えてあげられないわ。」と、電話にでた婦警さんにあしらわれた。「しかしっ確認だけだから!」としつこく迫っても「ダメダ~メ。あなた何処に住んでいるの?何、モンツァ。近いんだから窓口に来なさいよぉ」と、なんだか説教くさくあしらわれてしまい。。。「いやいやっ!この書類に関してだけの事だけだから、×××は〇〇〇の書類でokですよねぇ??」と更にしつこく食いついてみると、「あら、違うわよ。×××は△△△の書類じゃないと。」と、まんまと引っかかってくれた(笑)。この国に生きていると良くあることである。
が、この婦警さんが言った"△△△の書類"というのは私の知らない書類だった。で、色々調べて30分後ピエ-ルに聞いてにわかったことだが、"△△△の書類"というのは、他の〇×〇という書類の旧名だったのだ。いつまでも古い名称を使う・・・これも良くあることだ。実際、いまだに金額をリラで言ったりする人がたくさんいる。大きい額(家の値段とか)ほどこれをやる。しかも、リラをつけないで数字だけ言うのはやめてほしい。まったく、ややこしいったらありゃしない。

それにしても、眠い。昨夜は、ごちゃごちゃの家の中にいいかげんうんざりして、夜の10時ごろからお掃除を始めた。なんだかんだやっているうちに、気がついたら深夜2時。それから"天才柳沢教授の生活"を2冊読み、眠りについたのは3時だった。で、7時に起きたから4時間寝たわけだ。若い頃なら4時間も睡眠が取れればぜんぜんokだったのに・・・。もう、徹夜なんてできないんだな。いや、体のためにも徹夜なんてしちゃダメだ。

そして、眠いのにはもう一つ理由が。2日間コ-ヒ-を飲んでいないのです。何を隠そうコ-ヒ-断ちを試みているのです。朝のカプチ-ノは飲むけどね。
とにかく仕事中に何回もエスプレッソを飲んでしまう癖がついていて、これはよくないなぁと思ったのです。会社の同僚にそのことを話したら「じゃぁ、カフェ・オルツォを飲みなよ。カフェイン入っていないし、美味しいよ!」と言うことだったので、早速カフェ・オルツォを購入。
カフェ・オルツォの存在は知っていたけれど、なんとなく今まで買ったことが無かった。

私の買ったカフェ・オルツォはティ-バッグ状のもので、エスプレッソマシ-ンでもカフェティエラでも、又普通のティ-バッグのようにしても使えるというものだ。
香りはorzo(大麦)というだけあって、麦茶そのものだ。
早速カフェティエラでいれてみることにした。
ボコボコボコボコ・・・・・・・
見た目はコ-ヒ-。
では、味見を・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
なんだ、麦茶じゃん・・・。

色が黒いからコ-ヒ-って呼ばれているだけで、カフェ・オルツォは麦茶です。
麦茶好きだから嬉しいけれど。
聞いた話によると、戦争中はこれをコ-ヒ-の代用にしていたらしいです。その他、ネコの肉を兎の肉といって食べていたという話しも聞きましたが・・・似ているのでしょうか・・・。

運転したい

Wednesday, May 5th, 2004

今日も雨です。一体いつまで続くのでしょう、この雨は・・・。

仕事をしながら手が冷たくなってきてしまったので(社内全員)、5月だというのに暖房を入れることにしました。早く暑くなれ~!

そろそろ滞在許可証の書きかえをしなければならないので、必要書類の確認のため警察署に電話をした。すると、「今日は、外国人オフィスお休みです。」だそうだ。今日って祭日か何か??(日本は子供の日だけど)、それとも毎週水曜日は休みなのか??まぁ、いいや。明日また電話をしよう。

ふと、一年前の日記に目を通した。そして、あることに気付いてしまった!それは、「運転免許を取る!」と心に決めてから、ほぼ何もしないままに1年が過ぎてしまったということ。覚えたことといえば、交通標識くらい・・・。
これじゃいかんなぁと思い、空き地での運転練習の開始を決意したのだけど(違法行為だけど)、この前の日曜日(ショッピングセンタ-が営業していた)は買い物が多くてそれどころではなかった。こうやって、ずんずん先送りになっちゃうのよ・・・。私は、運転したいのよ。そして、そのためには自分で運転しなきゃ覚えないのよ。ほんと、できることなら日本に帰って合宿で免許を取りたい。イタリア語で運転専門用語を覚えるのって大変なんだもの。
でも、イタリアで運転するのだから、イタリアで取ったほうがやはり良いのだろうな。日本に比べて断然費用も安いし。やはり、長くかかっても、くじけずに頑張ろう。そうだ、頑張ろう!

ク-ラ-

Tuesday, May 4th, 2004

昨日から雨が続いております。しかも寒いです。あと数週の間に突然暑くなるのかなぁ。

去年までは猛暑の中で汗だくになりながら仕事をしていたけれど、今年は違う。
なぜって、
やっとうちの会社にもク-ラ-が入ったからぁ~(きゃっ)。

日本の皆さんは、「何?今頃ク-ラ-が入った??」と思われるかもしれませんが、ここはク-ラ-当たり前の日本じゃないのです。ク-ラ-無しの車もバンバン走っているイタリアなのです。電子レンジのない家もたくさんある国なのです(だから、いまだに電子レンジ用ラップと普通ラップが売っている)。そんなですから、もちろん民家にク-ラ-が無いなんてのは当たり前、会社にク-ラ-が無いのだって珍しくないのです。(その代わり、暖房設備はめちゃくちゃ整っているけれど)

イタリアという国が遅れている進んでいる云々の前に、多分今までク-ラ-の必要がない国だったのかと思います。暑ければバカンスに行って仕事はOFFだったわけですし。電子レンジだって、長いお昼休みにお家でパスタを食べられれば、必要のないものだったのかもしれないし。手間をかけれる時間があったから、必要なかったんでしょうね(いまだに必要ない人たちも多々)。
何だかんだいっても、少しづつ社会が慌しくなってきているのかもしれません。

当初は、この国の不便が気になって仕方なかった私ですが、不便が自然になってしまった今("飲食+排泄ができれば基本的に生きていける"がモット-)、イタリア伝統文化の崩壊に危機感を持つようになりました。

まっ、夏の仕事にはク-ラ-が必要だけどね。

何なのでしょう

Monday, May 3rd, 2004

土曜の夜、近所の劇場で芝居を観た。友人G君が監督をした喜劇なんだけど、予想を上回って面白かった。観客のフリをした俳優が突然観客席にいたりして、びっくりドッキリの連続でした。G君よ、君のマトリックスみたいな皮のロングコ-ト+サイケデリックなシャツ+ボサボサ頭、いかにも喜劇監督風で笑えました。なかなかいかしていましたよ。
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昨日、やっとDVDプレ-ヤ-を買った。最近はどこのレンタルビデオ屋もDVD中心になってきているし、大体DVDの方がビデオよりも安いときている。ピエ-ルは、「PSXが欲しいからDVDレコ-ダ-は買いたくない」と言っていたのだが、49ユ-ロという安さに、「やっぱり試しに買ってみようか。」と、納得した。私は「これは試ではなくて、これから壊れるまでずっとうちのDVDプレ-ヤ-として活躍していくんだよ・・・」と、心の中でつぶやいたのだけど。
早速、DVDを借りて観ることに。借りたのはソフィア・コッポラの「ロスト・イン・トランスレ-ション」。この作品を観ようと思った動機は、

1.
評論家が、「いくつかの日本人に対する軽薄な表現が気になる」と言っていたので、どういうわけでそう思ったのか自分の目で確かめてみたかった。
2.
ゴ-ルデングロ-ブ賞を受賞し、アカデミ-賞で何部門もノミネ-トされていた。
3.
アカデミ-賞脚本賞を受賞したというではないか!

今までの経験からいうと、脚本賞に輝いた作品というのはとりあえず面白かった。しかも、主演のビル・マ-レ-はいい俳優じゃないか。そりゃあきっと面白いのだろうと期待していた。
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映画を観終わった率直な感想を言いましょう。何だったのでしょう。インディ-な映画というのは解かりましたが、その良さが私にはよく解かりませんでした。評論家が「いくつかの日本人に対する軽薄な表現が気になる」と言ったのも全く謎だし、賞をたくさん取ったのもよく理解できません。アカデミ-賞脚本賞に輝いた作品で、ここまで謎に思った作品はたぶんこの作品が初めてかもしれません。そういった意味では拍手を贈りたいと思います。私にとっては、好き嫌いの判定もできない謎な作品でした。
きっと、好きな人はとっても良いと思うのかもしれません。・・・どうなんだろう。

私は、ガス・ヴァン・サントのロ-ドム-ビ-とか結構好きなほうなんだけどなぁ。マイ・プライベ-ト・アイダホとか大好きだし。どうして、この映画はしっくりこなかったんだろう??
ガス・ヴァン・サント監督作品といえば、最近見たFinding Forrester(”放題:小説家を見つけたら"だったと思う)は良かった!何気に借りて観た映画なんだけど、とっても意外な展開で面白かったです。

次はどの映画を観ようかな。

リコマンダー

Friday, April 30th, 2004

ここ3ヶ月、時間があると、ピエ-ルに手塚治虫の"アドルフに告ぐ"の音読をしてあげている。もちろん日本語ではなくイタリア語でだけど(日本語でできたらどんなに楽であろう)。
あまりにも「面白い!面白い!!」と私が力説するものだから、どうしても読んでみたいと思ったようだ。
私の持っている"アドルフに告ぐ"は文庫本サイズなため、2人で見るにはとっても見にくく肩が凝る。しかし、アドルフに告ぐリコマンダ-な私は、アドルフに告ぐをピエ-ルに伝授しなければならないのだ!そういう使命があるのだ!!だから頑張ってしまう。頑張って紙芝居のようにせりふを喋ってしまう。これはピエ-ルにとってとても楽しいことらしい。が、楽しくても首が疲れるため、毎回20ペ-ジ以上進む事無く眠りに落ちてしまう。
こんなわけで、音読を始めて3ヶ月経った昨夜、やっと1巻を読み終わった・・・。アドルフに告ぐ全5巻、いつ読み終わるのだろうか。

先程、ランチの時「ヤンキ-」という言葉がでたので、「あっ、知ってる?日本語でヤンキ-と言った時の意味?」とピエ-ルに質問すると、案の定「アメリカ人の事?」と返ってきた。思ったとおりの答えが返ってきて嬉しかった私は、もう一つのヤンキ-の意味、"ツッパリ(特に80年代横浜銀バエ風のね)"について説明し始めた。
まずはそのファッションスタイルから説明し、"ツッパリ人形"や"なめんなよ猫"なんて物の存在。更には、かのエアロスミスのスティ-ブン・タイラ-なんか長ランのバックに龍の刺繍を入れたものを着用していたなど、ツッパリのインタ-ナショナル化(そんなわけは無い)まで力説した。ツッパリ研究グル-プとして気志團のDVDを見ることも薦めた。
しかし、あのスタイルというのは日本独特なものだから、ピエ-ルにはイマイチわからないものなのだろうなぁ。私もイタリアにいて、どうにもこうにも理解できないイタリアンテ-ストがあるものねぇ。どうなのかしら?