Archive for April, 2004

リコマンダー

Friday, April 30th, 2004

ここ3ヶ月、時間があると、ピエ-ルに手塚治虫の"アドルフに告ぐ"の音読をしてあげている。もちろん日本語ではなくイタリア語でだけど(日本語でできたらどんなに楽であろう)。
あまりにも「面白い!面白い!!」と私が力説するものだから、どうしても読んでみたいと思ったようだ。
私の持っている"アドルフに告ぐ"は文庫本サイズなため、2人で見るにはとっても見にくく肩が凝る。しかし、アドルフに告ぐリコマンダ-な私は、アドルフに告ぐをピエ-ルに伝授しなければならないのだ!そういう使命があるのだ!!だから頑張ってしまう。頑張って紙芝居のようにせりふを喋ってしまう。これはピエ-ルにとってとても楽しいことらしい。が、楽しくても首が疲れるため、毎回20ペ-ジ以上進む事無く眠りに落ちてしまう。
こんなわけで、音読を始めて3ヶ月経った昨夜、やっと1巻を読み終わった・・・。アドルフに告ぐ全5巻、いつ読み終わるのだろうか。

先程、ランチの時「ヤンキ-」という言葉がでたので、「あっ、知ってる?日本語でヤンキ-と言った時の意味?」とピエ-ルに質問すると、案の定「アメリカ人の事?」と返ってきた。思ったとおりの答えが返ってきて嬉しかった私は、もう一つのヤンキ-の意味、"ツッパリ(特に80年代横浜銀バエ風のね)"について説明し始めた。
まずはそのファッションスタイルから説明し、"ツッパリ人形"や"なめんなよ猫"なんて物の存在。更には、かのエアロスミスのスティ-ブン・タイラ-なんか長ランのバックに龍の刺繍を入れたものを着用していたなど、ツッパリのインタ-ナショナル化(そんなわけは無い)まで力説した。ツッパリ研究グル-プとして気志團のDVDを見ることも薦めた。
しかし、あのスタイルというのは日本独特なものだから、ピエ-ルにはイマイチわからないものなのだろうなぁ。私もイタリアにいて、どうにもこうにも理解できないイタリアンテ-ストがあるものねぇ。どうなのかしら?

The La’s

Thursday, April 29th, 2004

昨夜スミスのCDを聴こうと思ったら、CDを実家に置いてきてしまったらしく見つからなかった。ショック。で、代わりにThe La’sのCDを見つけたのでそれを聴いた。

私はこのリバプ-ル出身のバンドThe La’sのアルバムを一枚しか持っていない。いや、そもそもThe La’sのアルバム自体一枚しか存在していないようだ。この90年に出されたアルバムを私が買ったのは93年頃。何かの雑誌のインタヴュ-で、「The La’sのメロディ-は最高に良い。」と、ポ-ル・ウェラ-が言っていたので、即CD屋に走って購入したのだ。今もポ-ル・ウェラ-は大好きだ。しかしこの頃の私は、毎日ポ-ル・ウェラ-を教祖のように崇めながら生活をしていた。ポ-ル・ウェラ-お勧めCDを買わないとは、罰当たりなことであったのだ(笑)。

The La’sのCDは、思ったとおり、いや、思っていた以上に良かった!買ってしばらくは、CDが磨り減って無くなってしまうのではという位聴いて聴いて聴きまくった。あまりに良いので次のアルバムを待ち遠しくしていたけれど、今に至るまでセカンドアルバムが出たという話は聞いていない。解散したのかも不明だ。ただ何かの記事に、"フロントマンのLeeが麻薬におぼれてしまった"ということが書かれていた。私が知っているのはそれだけだ。

そういえば、2、3年前に彼らの名曲There She Goesが、イギリス人の某ギャルによってカバ-されていた。やはりThe La’sは、ある意味伝説のバンドなのかもしれない。
There She Goesはめちゃくちゃ美しい曲で私も大好き。しかし、一番好きなのはTimeless melodyだろう。歯切れの良いリズムギタ-がたまらない。

その後、The La’sはどうしたのだろう・・・。

RADIO

Wednesday, April 28th, 2004

昨夜は、ピエ-ルがロ-マに行ったため家に一人でした。月曜日から仕事の事でイライラしていたので、「今夜はパ-ッとビ-ルでも飲むかな」と一瞬思ったけれど、アルコ-ルでイライラを紛らわすのは考え物なので、健康志向にハ-ブティ-を買うことにした。

イタリアの一般家庭で一番飲まれているハ-ブティ-はカモミ-ル。これはうちにも常備していて寝る前によく飲んだりしています。しかし、今回はちょっと違うハ-ブティ-が飲みたかったのでス―パでフル-ツミックスティ-を購入しました。
ハ-ブティ-はイタリア語でティザ-ナと呼びます。私が日本にいるときから一番親しんでいるハ-ブティ-というのはカモミ-ルなのですが、イタリアではなぜかこのカモミ-ル、ティ-ザ-ナの一種としては売られていません。カモミ-ルはカモミ-ルなんです。緑茶が緑茶であるようにカモミ-ルはカモミ-ルなんです(説明になっている?)。

家に帰ってご飯を食べて、さぁリラックス・・・と、TVをつけましたが、あまりのつまらなさに気分が悪くなりラジオを聞くことに。大抵毎朝ラジオを聴いているのだけど、夜はほとんど聴かない。でも昨夜は音楽を聴きながら(でもCDは聴きたくなかった)ハ-ブティと一緒に読書を楽しみたかったのだ。

昨夜に限ってか、毎晩・毎週こんな感じの音楽を流しているのかは知らない。RADIO101から流れてくる音楽はとにかく良い感じにバラエティ-に富んでいた。最初は本を読んでいたのだけど、そのうちラジオにじっくり聴き入り始めてしまった。夜の9時から1時までそんなことをしていた。なんだかとても気持ちよかった。タワ-レコ-ドの店頭にに"NO MUSIC. NO LIFE."と書かれていたのを思い出して「全くそのとおり」と納得してみたり。ラジオからは年代かまわず色々な曲が流れてきて、次は何の曲だろう??というわくわくとともに、フワッと記憶が戻ってくるような曲との出会いが心地よかった。

昨晩、私の記憶に触れた曲のうちの3曲を紹介しよう。

先ずはじめにベリンダ・カ-ライルの I get week。これは私が高校生の頃にヒットした曲。大好きだった男の子と初めてデ-トした日(ディズニ-ランドへ行った)の朝、髪型やれ着ていく洋服があ-でもないこ-でもないと慌しくしていたときにラジオでかかっていた曲がこの曲だった。なんて甘酸っぱいのかしら♪・・・・・あの頃ようなドキドキはもう味わうことは出来ないであろう。結局ブル-の花柄のスカ-トでデ-トに行ったのを憶えている(笑)。

二番目は、スミスのPlease please please let me get what I want。これはですなぁ、私が初めてロンドンに行った日、ハイドパ-クの一角にて「もう言うことはない、満足。」とロンドンの夕焼けに見とれている時に、頭の中で流れていた曲。満足げに黄昏ていた私の頭の中では歌詞がメチャクチャなモリッシ-の美しい歌声が。

三番目は、マニック ストリ-ト プリチャ-ズのEverything must go。これはですね、イギリス留学してた頃にヒットした曲。ある夏の夕方、いつものス―パ-マ-ケットの角の信号待ちをしていた私の隣で信号待ちをしていた車からこの曲が大音量で流れていた。そしておかしなことに、この場面がイギリスの芝生を思い出させるのです。たぶん、夕食後(イギリスの夏の日は長い)近所の公園の芝生でゴロゴロしながら友達とおしゃべりしたり、宿題をやったりしていたからかも。マニック ストリ-ト プリチャ-ズの Everything must go→夏の夕方→芝生=楽しかったという思い出でしょうか・・・。

今夜は、随分と長い間聞いていなかったスミスのCDを聴こうと思う。

暖かくなりました。アペルティーヴォです!

Monday, April 26th, 2004

先々週の金曜日にミラノへ帰ってきた時は、なんだかとっても肌寒くて「なんだよ~帰ってこなきゃよかったなぁ・・・」と思ったけれど、ここ数日間はお天気続き。夏時間になっているせいもあってなんだかとても日が長い。お日様を見る時間が長いとついついバ-ルで一杯・・・という気分になってしまうのは私だけでしょうか??そうやって昨日も午後の4時からバ-ルで飲んでしまいました(えへへ)。

何回もくどいほどに言っているような気がしますが、私はミラノが好きではありません。が、一つだけミラノ文化の中で気に入っていることがあります。それは、"バ-ルでするアペルティ-ヴォ"。これは大好き!大大好き!!

「アペルティ-ヴォとは何??」という方に。アペルティ-ヴォとは、食前に食前酒を飲みながらちょっとしたスナック・カナッペなどをつまむことです。目的は食事に備えて胃を広げることらしいですが、人によっては胃が広がらずにいっぱいになってしまうおそれがあるので要注意。

大抵のバ-ルに行けば、昼は12時ごろ夜は6時ごろからアペルティ-ヴォをやっています。バ-ルによってスタイルは様々ですが、たくさん食べたい場合はテ-ブルオ-ダ-はせずに、立ちアペルティ-ヴォをしましょう。立ちアペルティ-ヴォの場合、カウンタ-にある食べ物は食べ放題。反対にテ-ブルオ-ダ-だと、バリスタが食べ物を数品皿にとって持ってくるので食べ物は限られてしまうのです。ゆっくり雰囲気を楽しみたい場合にはテ-ブルオ-ダ-が良いかもしれませんね。
最近の若者タ-ゲットなバ-ル(?)だと、テ-ブルにつきながらもセルフサ-ビスで食べ物をチョイスできる形式になっていたりするのでなかなか便利です。しかしこの場合、アペルティ-ヴォに止まらずこれが食事になっちゃうことが多いですなぁ。まぁ、それもありですけどね。

あと、午後の3時4時とかでカウンタ-にアペルティ-ヴォが用意されていない時間帯でも、飲み物をオ-ダ-するときに「それと何かつまむもの!」と言えば、何か適当に持ってきてくれます。昨日寄ったバ-ルでは、「あ、なんかポテトチップスみたいなのがあったら・・」と適当な要望を出したら、ポテチとオリ-ブの山盛りがやってきて「ああ、あと今生ハムも持ってくるから」と言うではありませんか。ハムまではいらなかったので断わりましたが。しかもこのバ-ルのドライマティ-ニは何を混ぜたのか知りませんが超アルコ-ル度満点なドライマティ-ニでした。おかげでひきはじめの風邪も吹っ飛びました(笑)。そしてお勘定の時、レシ-トを見ると食べ物の料金は0ユ-ロ。結局つまみはタダ。でもこっちが頼まないと持ってこないわけで・・。頼めば早めのアペルティ-ヴォ、頼まなきゃただ飲んでいるだけ。な~んかやっぱり適当ね♪と、ほろ酔い気分の気持ちのよい昼下がりをすごしました。

アペルティ-ヴォをしたことが無いという方、ミラノに来た時には是非やってみてくださいね~!