メロドラマ

イタリア人の血は、熱いか冷めているか?と訊かれたら、大抵の人は「そりゃ~熱いに決まっているでしょう」と答えると思う。私も同感だ。

普通に生活していて「これメロドラマじゃん・・・」と感じるシーンに、悪くも良くも遭遇する。とろけてしまいそうにラブラブだったり、燃えるような嫉妬の戦いがあったり・・・。この後者の方になると、「もう、いいかげんにしろっ」と呆れさせられるんだけど、生まれながらにジェラシ-度120%で生まれてしまった人々には、どうにもコントロ-ルできない問題らしい。

そして、いつも思うのが「結局、自分が注目の的じゃなきゃやってられないんだなぁ・・・」ということ。イタリアに来てまず感じた事だけど、「自分が一番!!」というタイプの人がメッチャ多い。自分を差し置いて人がちやほやされている時など、うそをついてでも自分の方が何倍もすごい!!と過剰な自己評価をし、更に相手をけなしたりする(泣)。まぁ、その裏にはコンプレックスがあるというのが見え見えなんだけどね。

そして面白いのが、「自分が一番」→「自分の家族が一番」→「自分の知り合いが一番」→「自分の国が一番」というふうになっているのだ。はっきり言って盲目なのだ。で、いったん「敗北」を認めざる終えなくなると、「もう、私は生きていけないのさ~」と大袈裟に落ち込んでしまったり(笑)。とにかく白黒ハッキリしすぎだなぁと感じます。「絶縁」という言葉もよく耳にするし。

南米産の激しいメロドラマを朝から晩まで見ている人がいるのも問題なんだろうな。先々週、自宅療養していた時、午前中ず~~っとドロドロのメロドラマを放送しているチャンネルがあることを知ってしまった。ほんと、視聴者が「これらは非現実的な事」とわかっていることを願うしかないと思いながら、ふと、「いいや。もしかしたら、これらはノンフィクションなのかも?」と考えてしまった私です。

こんなに激しいイタリア人だけど、全員がそうという訳じゃありません。ただ、やはり激しいのが多数派のような気がするので、落ち着き派の人たちはかなり疲れ気味の様子なのよね(笑)。

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